TEL. 06-6531-3685・2417
〒550-0014 大阪市西区北堀江1丁目11番10号(大阪麺業会館)
年間の食中毒の患者数の約半分は、ノロウィルスによるものですが、うち約7割は11月から2月に発生しており、この時期の感染性胃腸炎の集団発生例の多くは、ノロウィルスによるものと考えられております。ノロウィルスは、手指や食品などを介して、経口で感染し、人の腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛、微熱などを起こします。
ノロウィルスは、感染力が強く大規模の食中毒など集団発生を起こしやすいため、注意が必要です。特に、子供や高齢者は重篤化することがありますので特にご注意ください。
また、ノロウィルスにはワクチンがなく、治療は、輸液などの対症治療法に限られるので、予防対策を徹底しましょう。
・ 普段から感染しないように食べ物や家族の健康管理に注意する。
・ 症状があるときは、食品を直接取り扱う作業をしない。
・ 毎日作業開始前に、調理従業者の健康状態を確認し、責任者に報告する仕組みを作る。
手の洗い方は こちら をご覧ください
・ 洗剤などで十分に洗浄する。まな板、包丁、食器、ふきんなどは、使用後すぐに洗いましょう。
・ 熱湯で加熱する方法又はこれと同等の効果を有する方法で消毒する。 熱湯(85℃以上)で1分以上の過熱消毒が有効です。
・ 加熱して食べる食材は、中心部までしっかり火を通しましょう。二枚貝等ノロウィルス感染の疑いがある食材の場合、ウィルスを失活させるには、中心部が85℃~90℃で90秒以上の過熱が必要とされています。
現在、ノロウィルスに効果のある抗ウィルス剤はありません。このため、通常、対症療法がおこなわれます。特に体力の弱い乳幼児、高齢者は脱水症状を起こしたり、体力を消耗したりしないように、水分と栄養の補給を十分に行いましょう。脱水症状がひどい場合には病院で輸液を行うなどの治療が必要になります。
下剤止め薬は病気の回復を遅らせることがあるので使用しないことが望ましいでしょう。 感染が疑われる場合は、最寄りの保健所やかかりつけの医師にご相談ください。
詳しくは こちら をご覧ください。
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